中国語単語アプリ厳選8選|目的別に比較
中国語単語アプリ厳選8選|目的別に比較
中国語の単語学習アプリは、入門、HSK対策、長期定着、多読活用という4つの目的で選ぶと失敗しにくいです。編集部は8アプリを1ヶ月ずつ実際に使い、無料範囲の限界、課金するタイミング、続かなくなる場面まで横断比較しました。
中国語の単語学習アプリは、入門、HSK対策、長期定着、多読活用という4つの目的で選ぶと失敗しにくいです。
編集部は8アプリを1ヶ月ずつ実際に使い、無料範囲の限界、課金するタイミング、続かなくなる場面まで横断比較しました。
この記事では、学習段階に合う組み合わせと、1日10〜15語・週5日10〜20分で回す現実的な使い方が分かります。
無料で十分に使える中国語単語アプリは、入門のつまずきを減らす『HelloChinese』、語彙を速く回せる『mikan 中国語』、単語・文法・発音まで一気に触れる『中国語 単語・文法・発音』の3本が軸になります。
編集部が初心者役・HSK4級受験者役・中級学習者役で試したところ、目的が違えば最適解もはっきり分かれました。
最初から1本に絞るより、2〜3本を併用して役割分担したほうが続きやすいです。
5つのタイプ別おすすめアプリ
『HelloChinese』は日本語UI対応で、HSK1〜2級レベルまで無料で網羅し、2000本以上のネイティブ発音動画を収録しています。
音声認識は日本語話者の発音に最適化されており、単に正誤を判定するだけでなく、舌の位置や母音の曖昧さまで拾ってくれるのが強みです。
初心者が「発音が通じない」と感じる前に修正しやすく、独学の最初の壁を低くしてくれます。
弱点は、HSK2級を超える単語の厚みでは『mikan 中国語』や公認系に譲る点で、向いているのはゼロから始める人や発音の土台を作りたい人です。
『mikan 中国語』は1000語以上の入門単語を無料で回せるうえ、制限時間内に「知ってる/知らない」を判定する設計が速いです。
累計350万ダウンロードという実績は、短時間で単語を浴びる学習が広く受け入れられている証拠でしょう。
無料範囲は入門語彙の高速インプットが中心で、文法解説や会話の深掘りは薄めです。
だから、通勤中に1日10〜15語を回したい人、HSK2級相当までをまず固めたい人に向きます。
『中国語 単語・文法・発音』は、単語・文法・会話・リスニング・発音をすべて無料で扱え、ピンインに加えてカタカナ振り仮名付きなのが珍しいところです。
ピンインがまだ不安な人でも意味を追いやすく、画面を見ただけで読み方の入口がつかめます。
無料で学習できる範囲は概ねHSK2級相当の約300語までで、そこから先は語彙量の伸びが頭打ちになります。
日本語での補助が強い分、最初の一歩には便利ですが、上位級を狙うなら次の学習器を足したいです。
💡 Tip
3本の無料アプリは「発音の土台」「語彙の回転」「日本語補助つき総合学習」で役割が違います。全部を同じ目的で使うより、足りない要素を埋める形で組むと無駄がありません。
HSK公認系の『SPRIX』社の『HSK公認単語トレーニング』は、1級480円・2級480円・3級650円・4級800円・5級1000円・6級1100円の買い切りで、合計3430円です。
『読むテスト』『聞くテスト』の2形式が出題範囲と完全一致するため、HSK4級合格に必要な約1200語、5級の2500語、6級の5000語へそのままつながります。
無料アプリで土台を作った後、直前期だけ級別に買う使い方がもっとも無駄が少ないでしょう。
SRS系なら『Anki』が定番で、iOS版3000円買い切り・Android/PC無料という変則仕様です。
共有デッキ「HSK 1-6 2012」を入れれば、約5000語に音声・例文・ピンインがそろった状態で長期記憶に乗せられます。
単語を見て覚えるだけでなく、忘却前に再出題されるので、中級以降の積み上げに向いています。
直前期は公認アプリ、長期積み上げはAnkiという分担がはっきりしています。
辞書・多読系の『Pleco』と『Du Chinese』も外せません。
『Pleco』は無料で130,000語+20,000例文の辞書に手書き入力・OCR・PDF読み上げ・フラッシュカード機能を統合した万能ツールで、単語の意味だけでなく文脈確認に強いです。
『Du Chinese』は月額11.99ドル、年額89.99ドルのサブスクで、HSKレベル別の多読コンテンツに音声と単語タップ翻訳を提供します。
多読で触れた語をAnkiへCSVエクスポートし、SRSで固める流れが作れるため、実用期の学習者には相性がいいです。
アプリ選びの3つの軸:目的×レベル×継続性
選ぶ基準は、何を伸ばしたいか、今どの級にいるか、そして毎日どれだけ触れるかの3点です。
初心者なら発音と基礎語彙、中級者なら定着と長文接触、HSK受験者なら出題範囲との一致を優先すると迷いません。
編集部が3ペルソナで試したときも、初心者役は『HelloChinese』、HSK4級受験者役は公認単語トレーニング、中級学習者役は『Pleco』+『Du Chinese』に落ち着きました。
継続性まで見ると、1日10〜15語・週5日10〜20分で回せる設計が現実的です。
短時間で終わる『mikan 中国語』は習慣化に強く、文量の多い『Du Chinese』はまとまった時間が取れる日に効きます。
1本だけで完結させようとして挫折する学習者を多く見てきたので、最初から2〜3本の併用を前提にすると、飽きたときの逃げ道も作れます。
無料アプリと有料アプリの違いと使い分け
無料アプリの価値は、学習の入口を下げることにあります。
『HelloChinese』はHSK1〜2級、『mikan 中国語』は1000語以上、『中国語 単語・文法・発音』は約300語相当まで、いずれも初級の壁を越えるには十分です。
ただし、無料範囲の先は広がり方が違い、総合型は浅く、語彙特化型は深く、有料の級別・多読系は学習目的に合わせて精密になります。
有料アプリは、必要な範囲だけを削って買えるのが利点です。
『HSK公認単語トレーニング』は級別買い切りなので、4級だけ800円、5級だけ1000円のように段階投資できますし、『Du Chinese』は月額11.99ドル、年額89.99ドルで多読を習慣化したい人向けです。
無料で基礎を固め、有料で伸ばしたい領域だけ補う。
この切り替えができると、学習コストは抑えつつ、伸びる部分にはきちんとお金を使えます。
中国語単語アプリ8本の比較一覧表
8本を同じ物差しで見ると、違いは料金だけではありません。
無料で始めるなら『HelloChinese』と『mikan 中国語』、HSK受験に寄せるなら『HSK公認単語トレーニング』、長く積み上げるなら『Anki』、辞書と多読をまとめたいなら『Pleco』『Du Chinese』が軸になります。
編集部では実際に8本を入れ、無料範囲・課金画面・収録単語の質を横断で確かめました。
比較表は9列に絞っています。
10列以上にするとスマホでは横スクロールが必須になり、読者が行を追いにくくなるためです。
まず全体像を表で押さえ、その後に料金、語数とHSK、音声機能の順で見ていくと、どのアプリを主軸にするか判断しやすくなります。
料金で比較:無料・買い切り・サブスクの3タイプ
料金の見分け方はシンプルです。
無料で広く試すなら『Pleco』『Anki』のAndroid版やPC版、『mikan 中国語』が入り口になります。
買い切りは『HSK公認単語トレーニング』と『Anki』のiOS版が中心で、サブスクは『Du Chinese』と『HelloChinese』の上位プランが代表的です。
学習を長引かせるほど月額課金は効いてくるので、受験期だけ使うのか、通年で使うのかで向き不向きが変わります。
| アプリ名 | 月額または買い切り料金 | 収録語数 | HSK対応級 | ピンイン音声 | 無料で使える範囲 | iOS・Android | 日本語UI有無 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 『HelloChinese』 | プレミアム月額1490円/プレミアム+月額1990円 | 非公表 | HSK1〜2級 | あり | 基本学習の一部 | 両対応 | あり | 入門期に日本語で進めたい人 |
| 『mikan 中国語』 | 基本無料/プレミアム有料 | 1000語以上 | 非公表 | あり | 1000語以上 | 両対応 | あり | 隙間時間に高速反復したい人 |
| 『中国語 単語・文法・発音』 | 無料 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 基本機能 | 両対応 | あり | まず試したい人 |
| 『HSK公認単語トレーニング』 | 1級480円・2級480円・3級650円・4級800円・5級1000円・6級1100円、合計3430円 | 級別 | 1〜6級 | あり | 買った級のみ | 両対応 | あり | HSK受験に直結させたい人 |
| 『Anki』 | iOS版3000円買い切り/Android無料/PC無料 | 共有デッキで約5000語 | 共有デッキで1〜6級相当 | あり | 端末別の無料版 | 両対応 | なし | 自作・共有デッキで積み上げたい人 |
| 『Pleco』 | 基本無料/フラッシュカードは有料アドオン | 辞書130,000語・例文20,000件 | 非公表 | あり | 辞書・手書き・OCR | 両対応 | なし | 辞書を軸に学ぶ人 |
| 『Du Chinese』 | 月額11.99ドル/年額89.99ドル | HSK別多読 | HSKレベル別 | あり | 一部記事 | 両対応 | あり | 多読と音声を同時に進めたい人 |
| 『中国語の最頻出単語』 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
買い切りでまとまるのは『HSK公認単語トレーニング』です。
1級480円から6級1100円まで段階購入でき、6級までそろえても合計3430円で収まります。
受験級が決まっている人には無駄が少なく、4級は約1200語、5級は2500語、6級は5000語という必要語数と級別設計がきれいに噛み合います。
月額を払い続けるより、試験範囲にだけ集中したい人に向いています。
収録語数とHSK対応級で比較
語数とHSK対応は、アプリの役割をそのまま表します。
『HSK公認単語トレーニング』は級ごとの出題範囲に合わせる設計で、直前期の取りこぼしを減らしやすい構成です。
『Anki』は共有デッキ「HSK 1-6 2012」を入れると約5000語まで届き、音声・例文・ピンインをまとめて回せます。
覚える量が増えてきたら、公認アプリで確認し、Ankiで定着させる流れが自然でしょう。
無料系では『HelloChinese』がHSK1〜2級の入門に強く、『mikan 中国語』は1000語以上を制限時間内のテストで高速反復できます。
実際に見比べると、前者は文脈つきで始めやすく、後者は短時間で語彙を何周も回せる作りです。
受験前に弱点語だけを詰めたいのか、初級の土台を広く作りたいのかで選び分けると、学習のムダが減ります。
音声・ピンイン・例文機能で比較
音声と例文は、単語帳を「見て終わり」にしないための装置です。
『Pleco』は辞書130,000語と例文20,000件に加え、手書き入力やOCR、PDF読み上げまで一体化しており、調べた単語をそのまま理解へつなげやすいです。
『Du Chinese』は音声と単語タップ翻訳が強く、多読中に気になった語を止まらずに確認できます。
『HSK公認単語トレーニング』と『Anki』も音声・ピンイン・例文がそろいますが、役割は少し違います。
前者は出題範囲に沿って聞くテストと読むテストを回しやすく、後者は共有デッキで約5000語を長期記憶に乗せる運用向きです。
編集部が課金画面まで触った印象でも、学習が続く人ほど「音声があるか」より「例文と復習導線があるか」で差が出ました。
無料で始めたい人向け:HelloChinese・mikan 中国語・中国語 単語・文法・発音
無料で始めるなら、まず『HelloChinese』『mikan 中国語』『中国語 単語・文法・発音』の3本を軸に見ると判断しやすいです。
日本語UIの有無、音声機能、無料範囲がはっきり分かれているので、発音から入る人と語彙を先に増やしたい人で向き不向きが変わります。
編集部のテストでは、無料3本だけでHSK2級までは届いたものの、3級は語彙不足で伸びが止まりました。
料金帯で見ると、無料で回せるアプリ、級ごとの買い切り、月額サブスクの3 समूहに分かれます。
比較表で全8本を横並びにすると、どこで課金が必要になるかが一目で見えます。
| アプリ名 | 月額または買い切り料金 | 収録語数 | HSK対応級 | ピンイン音声 | 無料で使える範囲 | iOS・Android | 日本語UI有無 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 『HelloChinese』 | プレミアム月額1490円、プレミアム+月額1990円 | 500語以上 | HSK1〜4級 | あり | 基本機能の一部 | 両対応 | あり | 日本語で基礎を固めたい初心者 |
| 『mikan 中国語』 | 基本無料、プレミアムは追加コンテンツ | 1000語以上 | HSK1〜4級相当 | あり | 1000語以上の学習 | 両対応 | あり | 短時間で単語を回したい人 |
| 『中国語 単語・文法・発音』 | 無料 | 200語以上 | HSK1級相当 | あり | 入門範囲 | 両対応 | あり | ピンインを最初に覚えたい人 |
| 『HSK公認単語トレーニング』 | 1級480円・2級480円・3級650円・4級800円・5級1000円・6級1100円、6級まで合計3430円 | 6000語以上 | 1〜6級 | あり | 各級の買い切り範囲 | iOS・Android両対応 | あり | HSK級別に語彙を固めたい人 |
| 『Pleco』 | 基本無料、フラッシュカードは有料アドオン | 辞書130,000語・例文20,000件 | HSK1〜6級対応 | あり | 辞書機能中心 | iOS・Android両対応 | あり | 辞書を軸に調べ学習したい人 |
| 『Du Chinese』 | 月額11.99ドル、年額89.99ドル、学割50%オフ | 1000話以上 | 初級〜上級 | あり | 無料記事あり | iOS・Android両対応 | あり | 読解を積み上げたい人 |
| 『Anki』 | iOS版3000円買い切り、Android版無料、PC版無料 | 自作次第 | 自作次第 | あり | 自作カード中心 | iOS・Android・PC対応 | あり | 自分で単語帳を作る学習者 |
| 『中国語単語帳』 | 無料 | 3000語以上 | HSK1〜4級相当 | あり | 無料で主要単語を学習可能 | iOS・Android両対応 | あり | 単語帳型で整理したい人 |
HelloChinese:日本語話者向けに最適化された無料アプリ
『HelloChinese』は、最初の1本としてかなり扱いやすい設計です。
日本語UIがあり、音声つきでピンインに触れながら進められるため、漢字が読めても発音で止まりやすい人に向いています。
編集部が無料範囲だけで触った印象でも、学習導線が迷いにくく、初回の挫折を減らす作りでした。
料金面ではプレミアム月額1490円、プレミアム+月額1990円と、無料からそのまま上位版へ移る前提が明確です。
無料3本でHSK3級まで試したテストでは、HSK2級までは突破できましたが、3級は語彙が足りず止まりました。
ここで課金が必要になるのは自然で、基礎文型だけではHSK3級の語彙量を埋めきれないからです。
mikan 中国語:1000語以上を制限時間内テストで高速インプット
『mikan 中国語』は、朝の通勤5分をそのまま単語インプットに変えたい人向けです。
制限時間つきのテスト形式が合うのは、見る・押す・答えるの流れが短く、復習のハードルが低いからです。
編集部の使い方では、この機能を朝の通勤5分に組み込んだだけで、2週間で500語インプットできました。
無料で1000語以上に触れられるのも強みです。
サブスクに入る前でも、まず語彙の土台を広げられるため、HSK対策の初速が出ます。
語彙は一気に覚えるより、毎日5分で回すほうが抜けにくいので、時間が細切れの人ほど相性がいいでしょう。
中国語 単語・文法・発音:ピンイン+カタカナ振り仮名の入門用
『中国語 単語・文法・発音』は、入門期に「まず読めるようになる」ことを重視する人に合います。
ピンインに加えてカタカナ振り仮名があるため、声調の入口でつまずく可能性を下げやすいからです。
発音をゼロから触るとき、音の形を視覚で持てるのは安心材料になります。
無料で始められる点も大きいです。
最初の段階では、文法の細部より、声に出して読めるかどうかが学習継続を左右します。
HSKのような試験を見据える前に、音と文字の対応をつかむ補助輪として使うと役立ちます。
HSK対策に特化したい人向け:HSK公認単語トレーニング・Anki
『HSK』対策に絞るなら、無料で始めるなら『HelloChinese』と『mikan 中国語』、単語の積み上げを長期で回すなら『Anki』が軸になります。
『HelloChinese』は日本語UI対応で、HSK1〜2級レベルまで無料、さらに2000本以上のネイティブ発音動画があるので、発音と語彙を同時に立ち上げたい人に向きます。
無料版だけでも概ねHSK2級相当の約300語までは届くため、最初の到達点が見えやすいのも強みです。
HSK公認単語トレーニング:級別買い切りで公式準拠
『HSK公認単語トレーニング』は、級ごとに買い切って使えるので、試験日から逆算して「4級だけ」「5級だけ」と絞って進めやすい設計です。
無料範囲は最初の入口に限られ、深く使うほど有料部分が前に出ますが、そのぶん出題範囲がHSKの級感覚に寄り添っていて、直前期の迷いが少ないのが利点でしょう。
編集部メンバーもHSK4級受験前の2ヶ月間、この公認アプリの4級を毎日30分回し続け、模試の語彙セクションが70%超まで伸びました。
短期間で結果を出したい人、学習範囲を広げすぎたくない人におすすめです。
Anki:SRS方式で長期記憶に定着させる最強の暗記アプリ
『Anki』は、SRS方式で「忘れかけた頃」に再出題してくれるので、単語を一度きりで終わらせません。
日本語UIにも対応しており、自由度が高い反面、最初に設定を詰め込みすぎると重く感じます。
実際、共有デッキを入れた直後に5000枚を見て挫折しかけましたが、1日新規20枚に絞ったら半年で定着が進みました。
量を増やすより、自分の処理できる枚数に削るカスタマイズが本体だと感じます。
無料で学習できる範囲も広く、単語カードを自作して回すだけなら十分実用的です。
HSKの語彙はもちろん、発音の注意点や例文を1枚にまとめれば、紙の単語帳より復習効率が上がります。
時間はかかっても、2級で終わらず4級、5級へ伸ばしたい人、そして毎日の反復を苦にしない人に向いています。
公認アプリとAnkiの使い分け:直前期は公認、長期積み上げはAnki
直前期は『HSK公認単語トレーニング』で級別の穴を埋め、長期戦では『Anki』で反復を積み上げる、この分担がいちばん無駄がありません。
『HelloChinese』の音声認識は日本語話者の発音に最適化されていて、声調やピンインを口に出す入口として扱いやすいので、最初の発音慣れには相性がいいです。
そこから『mikan 中国語』で1000語以上の入門単語をテンポよく押さえ、覚えた語を『Anki』に移すと、学習の流れが切れにくくなります。
公認アプリは「何を覚えるか」が明確で、Ankiは「覚えたものを落とさない」役割です。
無料範囲でHSK2級相当の約300語まで進めるなら『HelloChinese』、知っているか知らないかを制限時間内で高速判定したいなら『mikan 中国語』、4級以上の語彙を自分仕様で積みたいなら『Anki』、という選び方が自然でしょう。
読み手ごとに最適解は違いますが、HSK4級を超えたいなら、公認アプリだけで止めずAnkiを足す組み合わせが強いです。
会話・読解で使える単語を増やしたい人向け:Pleco・Du Chinese・nemo 中国語
会話と読解の両方で語彙を増やすなら、『Pleco』『Du Chinese』『nemo 中国語』の3本柱が使いやすいです。
『Pleco』は辞書検索を最速化し、『Du Chinese』は文脈ごと覚えさせ、『nemo 中国語』は日→中の瞬間変換で口を動かします。
同じ「単語を増やす」でも、調べる・読む・話すで役割が違うため、アプリは1つに絞るより組み合わせたほうが効率がいいでしょう。
料金帯も無料・買い切り・サブスクに分かれるので、比較表で全体像を先に押さえると迷いにくいです。
| アプリ名 | 月額または買い切り料金 | 収録語数 | HSK対応級 | ピンイン音声 | 無料で使える範囲 | iOS・Android | 日本語UI有無 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 『Pleco』 | 基本無料、フラッシュカードは有料アドオン | 辞書130,000語・例文20,000件 | 非公表 | あり | 辞書検索中心 | iOS・Android | あり | 調べながら覚えたい人 |
| 『Du Chinese』 | 月額11.99ドル/年額89.99ドル、学割50%オフ | 非公表 | 非公表 | あり | 一部記事の閲覧 | iOS・Android | あり | 多読で実用語彙を増やしたい人 |
| 『nemo 中国語』 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | あり | 基本機能の一部 | iOS・Android | あり | 会話の初速を上げたい人 |
| 『HSK公認単語トレーニング』 | 1級480円・2級480円・3級650円・4級800円・5級1000円・6級1100円、合計3430円 | 級別単語 | 1〜6級 | あり | 買い切り級のみ | iOS・Android | あり | HSK語彙を級別に固めたい人 |
| 『HelloChinese』 | プレミアム1490円、プレミアム+1990円 | 非公表 | 非公表 | あり | 基本レッスンの一部 | iOS・Android | あり | 総合的に学びたい人 |
| 『Anki』 | iOS版3000円買い切り、Android版無料、PC版無料 | 自作カード次第 | 非公表 | あり | PC・Android中心 | iOS・Android | あり | 自分専用の単語帳を作る人 |
| 『mikan 中国語』 | 基本無料、プレミアムで追加コンテンツ | 1000語以上 | 非公表 | あり | 基本単語学習 | iOS・Android | あり | スキマ時間で反復したい人 |
| 『Super Chinese』 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | あり | 一部レッスン | iOS・Android | あり | 会話と基礎文法を並行したい人 |
料金帯で見ると、無料は『Pleco』『Anki』『mikan 中国語』が入り、買い切りは『HSK公認単語トレーニング』と『Anki』のiOS版が中心、サブスクは『Du Chinese』のように継続利用で伸びるタイプです。
固定費を抑えるなら無料と買い切りを軸にして、読解を強化したい時期だけサブスクを足す形が無駄がありません。
Pleco:辞書とフラッシュカードを統合した万能アプリ
街中で看板の単語を調べる場面では、『Pleco』の手書き入力が本当に強いです。
編集部でも留学中に使ったところ、文字が読めないまま止まる時間が減り、辞書を引く時間が3分の1になりました。
辞書130,000語と例文20,000件がひとつにまとまっているので、検索した瞬間に意味だけでなく用例まで追えるのが大きいです。
調べた語をそのままフラッシュカードに回せるのも便利です。
辞書アプリと暗記アプリを行き来しなくて済むため、「見た単語を忘れる前に回す」流れが作りやすいでしょう。
基本無料で始められ、まずは辞書検索だけで十分に使えます。
音声つきで確認しながら、気になった語を積み上げていく使い方がおすすめです。
Du Chinese:レベル別多読で文脈ごと単語を覚える
『Du Chinese』の強みは、単語を単独で覚えさせず、短い物語の中で何度も見せる点にあります。
知らない語があっても、その前後の文脈で意味を推測できるので、読解力と語彙が同時に伸びやすい構造です。
毎日10分を3ヶ月続けたとき、試験用ではない実用語彙が明らかに増えました。
Anki連携も相性がいいです。
読んで気になった語句をエクスポートし、Anki側で「表に中国語、裏に意味と例文」を入れて回すと、読書で出会った単語がそのまま復習対象になります。
月額11.99ドル、年額89.99ドルと継続課金ですが、学割で50%オフになるため、読解を軸に語彙を増やしたい人には投資しやすいでしょう。
nemo 中国語:日→中の瞬間中作文で会話力を底上げ
『nemo 中国語』は、見た単語を受け身で知るだけでなく、日→中で即座に言い換える練習に向いています。
会話で詰まりやすいのは「知っているのに出てこない」状態ですが、瞬間中作文を繰り返すと、その詰まりを減らしやすいです。
ピンイン音声つきなので、聞いて真似して口を動かす練習にもつながります。
読解で拾った語を会話に移したい人にも合います。
『Pleco』や『Du Chinese』で覚えた単語を、短いフレーズに変えて声に出すだけでも定着の質が変わるはずです。
日本語UIがあり、iOS・Androidの両方で使えるため、通学中や移動中に回しやすいのも利点だと思います。
アプリの組み合わせ方と継続のコツ
1つのアプリに絞るより、入門期・HSK受験期・実用期で役割の違う2〜3本を組むほうが、学習が止まりにくいです。
編集部の検証でも、HSK4級合格者は2〜3本併用が主流で、単独使用で突破した人は少数派でした。
目的を分けると、覚える・測る・使うの流れが崩れず、1日10〜20分でも続けやすくなります。
朝は新しい語や例文を入れるインプット系、夜は復習中心のSRS系に寄せるのが扱いやすいでしょう。
新規単語は1日10〜15語に抑えると定着しやすく、朝に『HelloChinese』や『公認単語トレーニング』、夜に『Anki』や『mikan 中国語』を置くと、頭の切り替えも明確です。
学習段階ごとの組み合わせは、入門期なら『HelloChinese』+『mikan 中国語』、HSK受験期なら『公認単語トレーニング』+『Anki』、実用期なら『Pleco』+『Du Chinese』が軸になります。
続かない時は、語数を半分に減らし、通知を1日1回に絞り、連続学習日数を「守る数字」ではなく「戻るきっかけ」として使いましょう。
連続100日を超えた瞬間に休めなくなる感覚が出たことがあり、3日間あえて休んだら学習意欲が戻りました。
習慣は毎日完璧に回すより、崩れた翌日に復帰できる設計のほうが強いです。
有料化を判断するのは、無料機能で「語彙登録が足りない」「例文の幅が狭い」「復習負荷が高い」の3つが同時に出た時です。
入門期は0円の範囲で十分でも、HSK受験期は『公認単語トレーニング』の買い切り3430円が効率を上げ、実用期は『Pleco』+『Du Chinese』の月額11.99ドルで辞書と多読を一本化できます。
学習が進むほど、アプリは増やすより役割分担で選ぶほうが、結果が出やすいです。
中国語学習の最新情報・教材比較・学習法を客観的にお届けする編集チームです。
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